飲食店の外国語メニュー作成の極意~2018~

飲食店の経営者の皆様

外国語メニューは店内に用意されていますか?

英語の話せるスタッフがいるお店は外国語メニューの作成は

焦らなくてはいいですが

英語を話せるスタッフが1人もいないお店の場合

外国語メニューを作成することをオススメします。

なぜ外国語メニューが必要なのか!??

飲食店に外国語メニューが必要な理由をまとめましたので

外国語メニュー作成の際にご参考にして下さい。

 

外国語メニューの役割とは

外国の方がメニューを見てもどんな料理か分からない

外国のお客様も日本人のお客様と同じように飲食店で楽しんで頂くための補助ツールになります。

日本人であれば、誰もが当たり前の食材も

外国の方からしたら初めての食材や調理、メニュー名のものも多くあります。

外国語メニューを作成することで、お店に英語の話せるスタッフがいない場合も

外国語メニューが補助ツールとしてある事で

海外からのお客様も楽しんで食事をして頂けます。

また、外国語メニューを作成することで外国からのお客さまからの満足も向上させつつ、分かりやすい外国語メニューを作成することで客単価の向上にも繋がります。

外国語メニューをつくらなかった場合のデメリット

外国人の方の対応が悪い場合、ブログやトリップアドバイザーや外国の食べログのようなSNSや旅行メディアなどでポジティブではないレビューを書かれたりしてしまいます。

しかし、外国の全ての旅行サイトの口コミ、グルメサイトの口コミ、SNSの管理をするのは不可能です。海外のSNSで知らない間に接客が悪いと書かれ、お店に来る外国人のお客さんがしらないうちに減ってきた。など知らない間に、お店の評価が下がる事も起きる可能性が少なくありません。

外国語メニューの作成はレピュテーション・マネジメントの一環として最低限の受入施策という点で英語や外国語を話せるスタッフのいないお店は、リスク管理の一環としても必要になってきます。

 

※レピュテーション・マネジメント
消費者や一般社会の「評判、風評(レピュテーション)」を自社の無形資産として管理し、企業価値を向上させることを「レピュテーション・マネジメント(Reputation Management)」と言います。

 

 外国語メニュー作成で重要な考え方

①外国のお客さまがメニューを見てどんな料理かどのくらいの量なのか分かる

②外国のお客さまからの注文を、スタッフが簡単に受けることが出来る

③外国人のお客様のストレスを軽減し、満足度を高める 

 外国語メニュー作成では上記を意識しつつ

これまで、多くの飲食店の外国語メニューを作成してきたノウハウを

ギュギュギュッとまとめまして極意を大公開致します。

これから増える外国の方がお店で満足して帰ってもらえるための

メニューかが分かりやすく、注文も受けやすいような外国語メニュー作成のポイントをご紹介します!

 

外国語メニューを作る時の⑥つの重要なポイントを紹介

①お通しに関してはメニューの分かりやすい場所に表記

外国の方、特に台湾や中国の方とトラブルになりやすいのがお通しです。

お通しは日本独特の文化のため、外国の方には馴染みがありません。

「注文されてないものが届いた!!」

「注文してないのに料金を請求された!」

こんな声を外国の方から聞きます。

外国語メニューの最初のページにきちっとお通しに関しての説明・表記を記載することでお通しトラブルを防ぎましょう。

【例】
Otoshi (Appetizer) お通し
<Per Person>
○○○ yen
Please note that Otoshi is a customary kind
of cover charge accompanied by an appetizer.
You will receive a ○○○ yen charge.

② オススメメニューを作成しましょう。

外国からのお客様の気持になって考えてみましょう。

外国からのお客様は、お店に入り、メニューを見て、悩みます。

せっかくお店に来たのだから、お店の一押し、人気メニューが食べたいはずですが

メニューを翻訳されただけの外国語メニューではなにを頼んではいいのか分からず

迷った挙げ句、店員さんを呼び、お店のオススメのメニューを訪ねます。

外国からのお客様に慣れてないお店のスタッフの方だと

お店のオススメを外国語で伝えきれないケースが多くあります。

こういったケースを防ぐために事前に

コース仕立てで事前にオススメのメニューを作成しておきましょう。

オススメメニューをつくるのにはもう1つ飲食店にとって大きなメリットがあります。

それは、外国からのお客様の課題の1つに客単価の問題がありますが

オススメメニューを創意工夫することで、客単価の向上に繋げられます。

日本人のお客様と同じ客単価を目指せるように

各カテゴリーから数品を選びカテゴリーごとに記載しましょう。

カテゴリーごとにわかりやすいオススメメニューを作成することで

外国人のお客様のストレスを軽減し、満足度を高める事により

外国人のお客様からの注文数が増え客単価の向上にも繋がります。

 
【例】
Appetizers ※おつまみ
SASHIMI ※刺身
Wagyu (Japanese black beef)※和牛
RICE&NOODLE ※飯・麺・お茶漬け
オススメ料理と、このお酒は合いますなど

ペアリングのような提案をすることで、外国からのお客様のドリンク単価の向上も狙えます。また、全部のメニューに写真を入れるのは難しい場合は、オススメメニューだけは写真をいれるようにして下さい。

③写真は必ず掲載する。

 

※写真は弊社制作のショーグンホルモンさんの外国語メニューの一部

外国語メニューでは写真は重要はポイントになります。

視覚的に伝える写真は重要な効果を発揮致します。

例えば、外国語メニュー名だけで、

『Yukkeban Udon 780 yen ※ユッケジャンうどん』

と表記してあっても分かりづらい訳です。

メニュー名が英語で書かれていても、料理自体のイメージを外国人が想起できない

メニューが多くあるので料理の写真は外国語メニューの際は必須です。

料理の写真があることで、外国人のお客様もイメージができお客さんに自分の意志で料理を選んでもらえるので追加注文も期待できます。

④料理の説明は分かりやすく、食欲のそそる書き方を。

メニューの翻訳は直訳ではなく、意訳で、食欲のそそるしずる書き方を意識しましょう。

日本人が海外旅行に行った際に、飲食店に入った際に変な日本語メニューに遭遇した事はないでしょうか!?

その際にどのように感じましたか!?業態にもよるかと思いますが

せっかく外国語メニューをつくるのであれば、きちんと伝わる外国語メニューを作成しましょう。

意訳はもちろんですが、日本独自のメニュー、例えば、かまぼご、レアで食べれる、鳥刺しやユッケなどは、メニュー名はもちろんですが、その料理の説明や、レアなメニュと分かる表記を入れましょう。食材や食べ方、調理法を記載する事でお客様にどような料理なのか事前に理解して頂くことで、オーダーミスを防ぎます。

また、食べ方の記記載

石焼ビビンバの食べ方や、海鮮浜焼きの食べごろ

お醤油のつける量のポイントなど、

「こうして食べてほしい!」「こうして食べるともっと美味しくなる!」という料理には食べ方も書くと親切です。

 

【例】
Stone-cooked
Yukkeban Udon 780 yen
辣牛肉汤乌冬面 ※石焼ユッケジャンうどん
Spicy udon noodles with a history
of 30 years since its foundation,
it is a truly exquisite dish!
5 stages of spiciness!
创业3 0 年的辣汤乌冬面,! ` 可以辣味5

 

お酒に関して、外国からのお客様のニーズで多いのは日本酒ですが

海外ではまだまだ、日本酒はメジャーなお酒ではありません。

外国からのお客様が分かりやすく頼めるよう

日本酒の表記に関しても、1合という量は外国人にとってもイメージできませんので、お酒の量の表記、また産地などの情報が入っていると喜ばれます。

 

【例】
Japanese Sake(日本酒)
 
Dassai(獺祭)
○○○ yen[without tax]
<Sake Bottle 180ml>
○○○ yen[without tax]
<Glass 120ml>
Junmai Daiginjo Sake 50 ※純米大吟醸50)
Asahi Brewery (Yamaguchi)※旭酒造(山口)

 

アレルギー、宗教、ベジタリアン対応に関して

アレルギー、宗教、ベジタリアン等の ニーズへの対応も重要になってきております。

日本人が想造できない程、外国には宗教を重んじる国が多く存在します。

宗教上の理由で食べることが出来ない食材を提供してしまうとトラブルの原因に。使用した食材を絵で伝えることが出来る”食材ピクトグラム”を利用して原材料の記載をすることをオススメします。

ピクトグラムに関しては
食品ピクトグラム(絵文字)に関しては
多言語メニュー作成支援ウェブサイトを活用するのをおすすめします。
URL:http://www.menu-tokyo.jp/menu/pictogram/

ベジタリアン対応に関しては、ベジタリアンの方も楽しめる料理を 1 つ開発しておき、「プリフィックス形式の料理」(=複数の選択肢を用意し、好きな料理の組み合わせが選択できるセット料理)、野菜だけを使う「ベジタリアン向け料理」などを外国語メニューに選択できるようにしておくのもオススメです。

<プリフィックス形式料理の例>
1 品目 「先付」
2 品目 「お造り」もしくは「野菜天ぷら」
3 品目 「サラダ」
4 品目 「しゃぶしゃぶ」もしくは「すきやき」もしくは「野菜天ぷら」
5 品目 「デザート」
※ 肉類、生ものが食べられないお客様には「野菜天ぷら」を選択
してもらうことで、対応ができる。
※ 個別の要望があるお客様には「野菜天ぷら」を選択してもらい、
要望に合わせて食材を取り替え、対応をする。
※ お客様が食べられないものを必ず確認して、料理内容を組み立
てる。

ベジタリアン向け料理が定番メニューとして確立すれば、あとは、その料理をベースに食材を取り替える事に、外国語メニューもその部分のみ変更すれば良いので運用も比較的行いやすくなります。

最近は、日本人の間でもベジタリアンや健康志向のお客様が増加する傾向にあるため、ベジタリアン向け料理を「ヘルシーメニュー」として日本人のお客様に対してもレギュラーメニューとして提供するのもありではないでしょうか。

 

外国語メニューには注文しやすいように日本語表記と番号を。

注文をスムースに行うなら番号やアルファベットなどもメニューに記載したいです。お客さまもスタッフも円滑な注文のやり取りをすることが出来ます。

 

 外国語メニューを作成する際の疑問、悩みに関するまとめ!

質問1

外国語のメニューの作成の際に中国語の翻訳は繁体字・簡体字ともに必要でしょうか!?

 

回答

繁体字・簡体字に関しては業態によりますが簡体字のみあれば、基本は良いと思います。
より丁寧につくりたい場合は、繁体字・簡体字ともにいれても良いでしょうか。
簡体字のみでいいという理由としては、繁体字の圏内の外国人の方も、簡体字はある程度理解できますので、外国人の売上比率がそこまで高くない場合は簡体字のみで良いと考えております。また、外国語のメニューに中国語(繁体字・簡体字)を入れるかという問題は、業態にもよりますがあれば良いと思います。また、中国語翻訳に関しては全てする必要はなく外国語のメニューの一部のみ中国語を取り入れるケースでも弊社では増えております。

 

質問2

お店にはあまり外国人のお客様は来ていないのですが外国人観光客の受入の準備をした方が良いでしょうか!?

 

回答

エリア・業態にもよります。一概には回答ができませんので、弊社までお問合わせ頂きましたら、専任の担当者が回答させて頂きます。

 

質問3

外国語のメニューに日本語表記は必要でしょうか?

 

回答

外国語のメニュー作成に際に弊社では、日本語表記を併記することを推奨致します。
注文を受けるのは日本人のスタッフの場合が多いので、メニューに番号をふっていたとしても、日本語のメニューを表記をすることを推奨しています。

 

質問4

外国語のメニューと日本語のメニューのメニューブックの構成は変えたほうがいいのでしょうか!?

 

回答

飲食店のマーケティング人材を育成するFood Marketing Academy TUKAJIでは
同じ構成のメニューブックの作成を推奨しております。

 

質問5

外国語のメニューのタブレット型の自動翻訳ツールの導入を考えていますがどう思いますか?

 

回答

こちらに関しても業態よりますが、回転寿司チェーンなどいれているケースもありますが、基本的にオススメ致します。
自分が観光してるイメージして下さい。海外で観光して食事をする際にどんなシーンが印象深かったり、楽しかったりしますか?
タブレットで注文して、届いて、食べて、払って、少し味気ない気がしませんが
多少、アナログかもしれませんが、自分でたどただしい英語で注文して、店員さんと会話したりした食事の方が思い出に残ると思います。
タブレットが適した業態もありますが
タブレットではこういった空間を演出することが難しいというデメリットもあります。
ブックレットの外国語のメニュー作成の方が、外国語の話せないスタッフでも、外国人のお客様と接客して注文を取れる仕組みのツールとして良い気がしています。

 

外国語メニューを作成する時に使いたいサービスを2つご紹介!

外国語メニューを作る時に使いたいサービスをご紹介!

 

グーグル翻訳
『グーグル翻訳』はこちら
年々、精度が高くなっているGoogle翻訳ですが簡単な翻訳であればかなり精度も高いので、Google翻訳で行うことができます。
欠点として、まだ外国語のメニューの翻訳として使うのは難しいという面もあります。

 

おもてなしPOP
『おもてなしPOP』はこちら
株式会社ロックヒルの提供する、インバウンド向けの無料ツールになります。
店内で活用できる、インバウンド向けの翻訳済のPOPを無料でダウンロードできるようになっております。

 

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